「良く戦う」ためのフィールドをつくる【平和の象徴】【コロナ】
人生において重要なことは、勝つことではなく、良く戦うことである。
ピエール・ド・クーベルタン(近代オリンピックの父)
学生最後の大会
今年、最高学年の学生で、大会がないことで大きなショックを受けている人がいると思う。
インターハイに出るために、全国優勝するためにって努力してきた部活生はたくさんいるはず。私も、中学高校時代はソフトボールに毎日励んで、県で上位に入ること、インハイに出場することを目標にやってきた一人だから、最後の大会が行われないことのやるせなさは分からないことはない。
だけど、こんな時こそ考えるべきではないか。
スポーツと平和
オリンピックが平和の象徴と言われる所以。
今、理解を深めるタイミングなのかもしれない。
練習して、トレーニングして、苦しみながらも努力を続け勝利を掴みにいく。
しかし、大会が開催できなければ勝利をつかむ権利は剥奪される。
当たり前のように大会があって、どこかのチーム、あるいは誰かが勝利をつかみ、努力が報われ、賞賛される。
応援する人たちにもある種の団結力が生まれ、応援している選手、努力してきた選手の輝きに勇気をもらう。
これまで、スポーツができるということ、大会が開催されるということが私にとっても当たり前だった。
だけど、コロナの影響で大会がなくなってオリンピックも延期が決まり、スポーツをやることも観ることもできなくなった。
大会が開催されなくなって、はじめて気が付いたこと。
スポーツができること、応援できること、平和であることの幸せ。
「良く戦う」ためのフィールドをつくる
「人生において重要なことは、勝つことではなく、良く戦うことである。」
近代オリンピックの父、“ピエール・ド・クーベルタン”の言葉。
大会がなくなり、勝つ権利を奪われた。
確かに、とても理不尽な出来事。
だけど、今できるのは、「良く戦う」ためのフィールドをつくること、つまり協力してコロナの感染拡大を防ぐことなのではないだろうか。
おわりに
コロナ感染による死者が増えないこと。
経済的事情で自殺する人が増えないこと。
悲しむ人が増えないこと。
これだけが、私の願いです。
今日の一言