ミカヌエルの誌し。

~多趣味な<ふつう>の大学生よるブログ~

ミニマリストの小さな失態

使わないモノは持たない。

使わないモノは買わない。

 

っ散々自分に言い聞かせているはずなのに……

 

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 不要なファイル購入

 

大学の講義では、たくさんのプリント資料をもらうんだよね。

 

そこで最近、「全部データ化してしまおう!」って思ってメルカリでスキャナーを買ったの。

 

もう、プリントを整理するためのファイルなんかいらない。

 

のに、買っちゃった。

 

ついつい、文房具コーナーをフラフラしてて、「このファイル使えるじゃん!」って、プリントを整理する必要がなくなることも忘れて即購入。

 

家に帰って、すぐに自分の犯した失態に気づいた。

 

まだまだ、ミニマリストとしての心得が足りてないなって実感。

 

ここで、新品のファイルを手放せるかどうかで、ミニマリストの力量が試されるよね(笑)

 

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<追記>

人って、“無料”に弱いらしいんだよね。

 

例えば、今すごくハンバーガーが食べたい気分なんだけど、セールで向かいの牛丼が“一杯無料”って聞いたらそっちに行っちゃうよね。

 

でも、ハンバーガーを食べたい欲求は満たされないし、無料を求める行列に並ぶ時間と労力を考えたら、失うものも少なくはない。

 

でも、“無料”と聞いて、失うもの考えることができる人って決して多くはないと思う。

 

ファイルを買ってしまった私と、“無料”につられる人の共通点。

 

それは、“思考の停止”なんだよね。

 

ファイルを買った私は、心の中の“便利”とか“シンプルでカッコいいな”の言葉で頭がいっぱいになって、主役のプリントたちを全て手放すことをすっかり忘れてしまっていた。

 

“無料”と聞くと、失う時間、満たされない欲求、手にするための労力について考えることを一切しなくなる。

 

本来、モノを手にするとき、お金や時間、労力などの失うものを考慮したうえで、購入するのが合理的なはず。

 

もうちょっと、ちゃんと考えれば要らないモノを買わなくて済んだのに……。

 

まだまだ、アマチュアミニマリストだなって思う。

 

失敗を繰り返しながら、これからもミニマリストとしてのスキルを高めていきたいと思うよ。

 

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<おわりに>

 この、人って“無料”に弱いよねってゆうお話。

 

実は、「行動経済学」ってゆう分野のお話なんだよね。

 

もし、この“無料”のお話が面白いなって感じた人は、『アリエリー教授の「行動経済学」入門お金篇』ってゆう本を読んでみることをお勧めするよ。

 

「売り手の戦略に乗せられてんな~」って実感できるはず(笑)

アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-

アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-

 

 

<今日の一言>

 図書館の大きなテーブルが好き