【書かれざるルール】パンプスって足痛いよねって言いながら…
unwritten rueles.
書かれざるルールというのはスポーツでたまに聞く言葉だよね。
ルールブックに書かれてないからと言ってサッカーの試合中にチーム内で鬼ごっこを始めてはいけない。
ルールブックに書かれていないからと言って野球の試合中に守備側がみんなで芝生の草むしりを始めてはいけない。
「そんなの当たり前だ!」って思うと思うんだけど、その「そんなの当たり前だ!」がたくさん集まるとそれが暗黙の了解と呼ばれるようになるんだよね。
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暗黙の了解とマナー
スポーツの中の暗黙の了解。
日常生活の中のマナー。
おんなじだよね。
日本では麺をすすって食べることが許される。
だけど、麺をすすって食べるなんてマナー違反だっていう国もある。
だけど、実際に日本人でも麺をすすって食べるのを見てキタナイと思う人もいるだろうし、海外でも別に面をすすることを気にしない人だっていると思う。
だから、やっぱり暗黙のルールとかマナーっていうのは、集団の中のマジョリティがどう思うかに左右されるんだよね。
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本当にマジョリティの考え方?
だけど、本当にマナーってマジョリティの考え方なのかな?
実は、少しだけ違うと思うんだよね。
「自分は別にいいと思うんだけどたぶんを他の人はいいと思わないだろうな…」って周りに合わせることってあると思うんだよね。そういって、みんなが周りに合わせるからあたかも集団のマジョリティがそう思っていると思い込んでしまう。
他の人はどう思うかをみんなが推測して、みんなが間違えるから、みんながそれがいいと思っていなくてもそれがマナーとして残り続けてしまう。
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ツーブロック問題
「ツーブロックなんて学生らしくない!」って、一昔前の人がみんな考えていたと私は思わない。
「自分は別に学生がツーブロックでもいいと思うんだけどな…」って思っててた人もたくさんいたんじゃないかと思う。だけど、「他の人は学生がツーブロックはいいと思ってないだろうな…」ってみんなが間違った認識でいるから、なかなか本音を言うことができない。
でも、ネット社会になって、「別にツーブロックでもいいんじゃない?」って声がたくさん発信されるようになったから、みんな少しずつ本音を言うことができるようになって、やっとツーブロック否定派がマジョリティでないことに気づきはじめた。
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パンプスって足痛いよね
大学3年生秋にもなるとスーツを着る機会が増えてくる。
つい先日、スーツを着る機会があったんだけど、スーツ着るとき毎回思うのが「パンプスの反強制制度やめない?」ってこと。
もちろん、スーツを着て就活をすること自体あまり意義があるとは思えない。でも、まだ危害は少ないから「まーいっか。」って思える。
だけど、パンプスに関しては、足の痛みという危害を受けている。加害者はいない。みんながパンプスが当たり前と思っている(と思い込んでいる)がために受ける危害。
パンプスを半強制的に履かされなくていい社会にならないかな。
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主張すること
私は、真剣にパンプスを履かされない社会を望んでいる訳なんだけど、「こうならないかな~」って思ったところで何にも変わらないから、自分にできることは何かな?って考えてみた。
やっぱり「スーツにパンプスは履かなくっていい!」って主張することが大事なんじゃないかなって思う。
他の人がどう思っているかは知らないけど、「私はこう思う。」って言えれば、本当にみんなの居心地のいい世界になるよね。
だけど、私は「スーツにパンプスは履かなくていい!」って思っているわけだけど、実際には「スーツにはパンプスじゃないとダメだ!」っていう人もいると思うんだよね。
本音と本音の議論って大事だよね。確かに、最終的にはマジョリティの意見でマナーとか暗黙のルールとかって決まっちゃうんだけど、そう思わない人もいるってゆう事実を確認することができる。
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<おわりに>
「私はこう思う。」
「私はそうは思わない。」
言えそうで、言えないんだよね(笑)
特に、感情面に関しては自分の本音を言うことは難しい。みんなが楽しいって言ってたら、自分も楽しいって思わなきゃいけない。みんなが、悲しそうにしていたら、自分も悲しまなきゃいけない。
そうやって合わせないと、集団から排除されかねない。
でも、「私はこう思う。」「私はそうは思わない。」を主張し続けることによって、本当に自分に合う集団が見つかるんじゃないかと思う。
集団から排除される覚悟を持つってなかなか勇気がいることだけど、大事なことだと思うな。
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<今日の一言>